福祉車両補助事業

競輪補助事業完了のお知らせ                      

この度、2024年度の競輪の補助を受けて、以下の事業を完了いたしました。

本事業の実施概要、実施内容は以下の通りです。


補助事業の概要 


  • 補助事業申請の背景と目的…

花ではでいの利用者増加に伴い、日常的に車不足が起こっていました。毎日の活動の中で車はかかせないものです。また、年齢とともに障がいが進行してきている利用者が増えてきていました。車の乗り降りは車椅子を利用している方もそうでない方も大変重労働です。利用者さんご本人も、それを介助する職員にとっても体への負担はとても大きいものでした。

そこでもう1台新しい車が欲しい、助手席がリフト(回転スライド)する車があったら身体的負担がなくなる!との声から、今回の補助金の申請にいたりました。資金的にも厳しくなかなか新車導入に踏み切れない状況でしたが、この補助金がもし決定して新車購入できたら、利用者さんも職員も体への負担軽減につながり、今まで外出を控えていた利用者さんもみんなが安心・安全に、活動の機会が増えることになると思いました。また職員にとっても、腰痛など体への負担がなくなり、さらには就労の継続につながることを願って申請に至りました。

  • 事業の内容

今回の補助を受けて購入した車は、日産セレナ8人乗りです!

乗車人数も多く、後ろのトランクには車椅子もしまえます。座席は広く、シートもしっかり安定していながらも、ソフトな感じの仕様となっています。

     
                         
このように助手席がスライドして降りてきます。      
      
実際の乗車時の様子 専用のベルトを胸に装着
して乗ります。
送迎時の様子
     
   
ゆっくりと、且つしっかりと下まで降りてくる
のでとても乗り降りしやすくなっています。
ゆっくりと安全に上がっていきます。    
ウォーキングをしに中井公園へ到着

この事業実施によって、車がなくて散歩に行けない…と断念していた利用者の方たちも活動の機会・回数が増え、それを支える職員たちも安心・安全に活動することができました。また、利用者の乗り降り時の負担・介助する職員の身体的負担軽減にも大変役立っています。

  • 予想される事業実施効果

8人乗りの公用車が1台増えたことによって、送迎人数や外出回数が増え、活動の幅がさらに広がっていくことと思います。またリフトアップ仕様は、利用者の高齢化にともない継続的に必要な設備として重要な役割となるでしょう。そして介助する職員の身体的負担軽減にもなり、大切な人材の確保へとつながっていくことと思います。

  • 補助事業に係る成果物

花だより19号(9月発行)にJKA補助事業紹介